研究論文をタダで読めるようにしている海賊版サイトがあるみたいです。

世界の4700万件の研究論文が読めるサイトのネットニュースがありました。
もし、これが合法的に日本の論文もタダで読めるサイトとして自分の大学時代にあったらどんなにありがたかったか。

研究≒山登り

大学の先生からの受け売りですが、研究は山登りと同じようなものだと教わりました。これは今でも印象に残ってます。研究分野という山脈があって、その山脈の中から自分が行う研究のゴールがありそうな山に登る。だいたいの研究では一気に頂上までは難しいので、その山のどこまでを登るのか目標地点を決めながらやります。
まず登る前にやるのが事前の調査
それまでに登った人がいるのかどうか、登った人がいたらどういうルートやアプローチで登ったのかを知る必要があります。ここの部分でいろんな論文を調べる必要があります。
これをやらないとすでに開拓されたルートをただ単に登っただけで新規性もなく、「確かに登れましたね。」っていうだけになります。それに、ある地点までのアプローチ方法はすでにできているのにそこのアプローチを自分でいちいち考えてしまい、時間を無駄にかけることにもなります。

ネットで調べてもだいたい読めない。

僕が研究論文を調べたときは「Cinii」とか「Google Scholar」とかを使ってました。気になる論文を見つけて、いざページを開いたら、だいたいは学会が権利を保有していてネットでは読めないです。ときどきオープンなデータがあって、PDFがあって読むことができるんですが。
なので、大学の図書館で依頼してお金を払って論文を取り寄せてもらったりしました。手続きに手間がかかりますし、取り寄せるのにも数日の時間がかかります。
 
オープンデータになると、手間と費用をおさえることができるようになるのでその分効率的に研究を行えるようになります。海賊版というような在り方はよくないですが、社会の発展につながるのであれば悪くはないと思います。研究を競争でやっている限りは難しそうだな。

生きることが合格点、それからは加点式

不登校・高校中退・元ひきこもりがWeb、IT、カメラ、バイク、教育、食べ物、生活など、興味のあることを頭の中からアウトプット。

0コメント

  • 1000 / 1000