高校に行かなくても大学には行ける。

ぼくは高校に行っていません。

正確には中退ですが、入学した高校が自分に合わず、精神的に追い詰められ「やめる」という選択肢を選びました。 やめるという選択肢は結構通い続けるという力とは別の力が必要でした。

「やめてからどうなるのか」という思いや「人生これで終わるんじゃないか」というような強迫観念に襲われることがいっぱいあり、やめる選択肢は将来への絶望感を生み出していました。

結局は通い続けることで自分が壊れるんじゃないかという思いからまず逃れるために高校をやめました。やめた後は高校というプレッシャーから逃れることができ、自分のストレスは一時的に開放されました。

ただ、それとは別にこれからどうするかという不安に襲われる日々は続きます。そこに一つの光明がありました。

それが「大検」

今では高認(高校卒業程度認定試験)と呼ばれますが、大検の試験で行われる各教科のテストに合格すれば高校を卒業したのと同じ資格が得られます。

一般的に中学を卒業したら高校に行くのが当たり前という意識がほぼ全員にあると思います。私もそれしかないと考えていました。だけど、高校をやめてもチャンスはあるということに高校をやめて初めて気がつきました。

別に高校に行かなくても大学には行けるし、しばらく働いてみてから勉強して大学に行ったり、高認とって外国の学校に行ってみたりするとかもできるんです。

ただ、みんなと同じペースで歩かないといけないんだよみたいな考えが日本の社会に植えられているのでなかなかそれができないのが現状です。

日本は豊かな国なので、見てない(見せてない)だけでいろんな選択肢があるはずなのにそれをよしとしない、この道にいきなさいと選択肢を限定的にしています。

これをどうにか変えられれば、もっと楽しく生きられる人がたくさんでてくるんじゃないかな。


高認については文科省のページに載っているのでぜひ見てください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/





 

生きることが合格点、それからは加点式

不登校・高校中退・元ひきこもりがWeb、IT、カメラ、バイク、教育、食べ物、生活など、興味のあることを頭の中からアウトプット。

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