アクションカムではない?超コンパクトで高性能なカメラSony「RX0」

最近発表された気になるカメラがあります。

それがSonyの「RX0」。


SonyのRXシリーズ

Sonyのデジカメには「RX」というカメラシリーズがあります。

RXシリーズはハイエンドコンパクトカメラと言って、一般的なデジカメよりも性能がかなりいいカメラ。その分、価格もそれなりですが…。

RX10


RX10はよくネオ一眼と呼ばれて一眼レフカメラのような形でズームがすごいできるカメラ。

広角から超望遠まで対応しているので、狭い屋内の写真も遠くにいる鳥などの写真も1台で撮れちゃいます。

ただ、サイズはちょっと大きめでこの大きさだったら一眼カメラと悩むとこです。 

RX100


カメラにあまりこだわりはないけど、いいカメラがほしい!という人がいたら、僕だったらこのカメラを絶対におすすめします。

見た目上、RX100はデジカメと同じくらいのサイズ。ズームの倍率は3倍と一般的。

ただ、コンパクトながらセンサーサイズが大きいので高画質な写真が撮れます!暗いところにも結構強い。

ついでに動画性能もかなりいいです。

ディスプレイがチルト式になっていて自撮りも楽ちんなのもポイント。

最近だとユーチューバーで使っている人もけっこう多いハズ。

安めの一眼レフを買うくらいだったら、RX100を買ったほうがたぶん幸せになります。

超コンパクトなRX0

そして、今回発表された「RX0」。

見た目とサイズ感はアクションカム(カメラ)でまるでGoPro。 

でも、Sonyが言うにはこれはアクションカムじゃないみたい。

あくまでもプロユースの堅牢な超コンパクトカメラとのこと。

アクションカメラじゃない点 

超広角じゃない

GoProとかのアクションカムと言えば、ここまで写ってるのと思うほど広角で撮れます。

RX0も焦点距離が24mmなので一般的なカメラとしてはかなり広角です。

ただ、アクションカムとしたら物足りない広さかなと。

手ブレ補正がついていない

アクションカムといえば、スポーツしながら使ったり、自転車につけって走ったりと激しい動きで使います。

そのままだとブレブレな映像になるので、手ブレ補正をつけるのが今の流れ。

でもRX0にはついてません。 

4K映像は外部レコーダーが必要

最近のカメラは4K映像で撮れるのが当たり前になってるんですが、RX0では撮れないです。

もちろん4K映像だからと言って、高画質な映像が撮れるかと言えばそうでもないので、ここはなんとも言えないところ。

センサーサイズが小さかったり、カメラの性能が悪かったりすると汚い映像になることもあるので…。

でも、できれば4K映像を内部記録できるといいなぁとは思ったり…。

RX0のすごいところ

アクションカムじゃないけど、じゃあ何がすごいの?と言うとこんな感じ。

センサーサイズが大きい

この小ささにRX10や100と同じ1インチのセンサーサイズがのってます。これはホントにすごい。

センサーサイズが大きいので、一眼レフよりにはちょっとかなわいかもですが暗いところに強く高画質な絵が撮れます。

防水・落下耐性・耐荷重

水中10mまでの防水機能に2mから落としても大丈夫な落下耐性、200kgの負荷がかかっても一応大丈夫という堅牢性。 

レンズはZEISS

Carl ZEISS(カールツァイス)といえばLEICA(ライカ)と並んで有名な一流レンズメーカー。

RX0もそのレンズなのできれいに撮れるのはほぼ間違いないです。

960fpsのスローモーション

960fpsということは1秒間に960コマ撮れます。

つまり通常よりも40倍のスローモーションな世界が撮れるということ。 

Log撮影ができる

僕自身もLog撮影の仕組みはくわしくはわかってないです。

とりあえず、ここでのLogは高校の数学で習うLog(対数)と同じ言葉です。

カメラはまだまだ人間の目のように優れてないです。

明るいところに合わせて撮影すると暗いところが真っ黒になって、暗いところに合わせて撮影すると明るいところが白く潰れますよね?

そこをできる限り、暗いところも明るいところもちゃんと人間の目と同じよう見えるようにする方法がLog撮影。(間違ってたらすみません…。)

s-log2とは、広い輝度ダイナミックレンジを記録するためのソニー独自の輝度特性カーブで、グレーディング(撮影後の画像加工処理)をすることが前提の機能 
Sonyサイトより 

最近のプロ仕様のカメラにはこのLog撮影機能がほぼのってます。

RX0はクリエイター・プロ向けカメラ

RX0はアウトドアとかスポーツとかでガンガン使いたいという人向けではないです。

GoProのデメリットとしては画質があまりよくない、細かい設定ができないというところがあります。 

大きいカメラだと難しい場所や角度からの撮影がしたいとか、雪山とかの環境が厳しい中で撮影しないといけない。

 でも、ある程度はクオリティを確保したい…。

そんなときに役立つのがRX0っていうな感じかなと。 

メインカメラというよりはスーパーサブ的なカメラな位置づけ。

少しニッチなカメラな気はするんですが、かなり気になるカメラなのは間違いないです。

  

発売日は2017年10月27日。お値段は8万円前後。なかなかのお値段です。





生きることが合格点、それからは加点式

不登校・高校中退・元ひきこもりがWeb、IT、カメラ、バイク、教育、食べ物、生活など、興味のあることを頭の中からアウトプット。

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